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東急歌舞伎町タワーにやってきました。
歌舞伎町独特の喧騒が感じられず、異次元空間に来たような落ち着き感があります。
昨年4月にできたようです。
(全く知りませんでした)

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ホテルやエンタメエリアなどがあります。
今回は、レストラン&カフェエリアに行きます。

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タワーの中央内にロビーエントランスがあります。
ここから、入ります。
普段見慣れないゴールド色のスタバもあります。

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クリスマス風に装飾されたスピーカーを模したようなオブジェの中に目的地(JAM17)の方向を示す矢印があるのでわかりやすいです。

17F・18F直通のエレベータ―で17Fに移動します。

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エレベータ―を降りると独特な雰囲気がお出迎えしてくれます。

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通路の左側から夜景が見えます。
右側は、レコード盤ジャケットを入れ込んだような不思議な装飾です。
ややエンタメ感もありますね。
通路の奥に向かいます。

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目的地の『JAM17 DINING BAR』に到着しました。
店内に入ります。

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大人の雰囲気そのものです。
オープンキッチンもおしゃれですね。

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中庭があり、窓側には2名席が配置されています。

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ダイニングテーブルもありました。
4名以上の場合は、このテーブル利用もありますね。
距離感が近く、おしゃれに会話できそうです。

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2名テーブルの向かい側にある半円形のソファー席に案内されました。
クッションも配置され、居心地満点です。
フォークとスプーンもシンプルながらも銀一色で落ち着きます。

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まずは、乾杯です。
今回は取引先の人と食事を楽しみます。
どんな食事がでてくるのか?・・楽しみですね。

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本日は、『Premium Dinner Course』です。
氷冷18か月熟成メークイーン パルミジャーノ・レッジャーノのフォーム
名前だけ読むと舌をかみそうですが、見た目のシンプルさ以上に手が混んでいました。
パルミジャーノ・レッジャーノは、イタリアを代表するチーズの一つで、イタリアチーズの王様ともよばれているそうです。

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見た目は饅頭のような仕上がりになっており、よくイタリアンでみかけるスタイルでもあります。
下側には、溶かしたパルメザンチーズでトロリ感を出しています。
メークインはどこに?
実は、パルメザンチーズの下にありました。
ソースはタルトファータ(イタリア産オリーブ、マッシュルーム、トリュフを組み合わせたもの)を使っています。

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フーガス(南フランス・プロヴァンス地方の伝統的なパン)の上に載せていただきます。
メークイン(イギリス原産のじゃがいもの品種)・・じゃがいものはずなのに、さつまいものような甘味があります。
チーズと絡みつき方がおいしい!

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冬の農園から色鮮やかな野菜
サーモンマリネ 白いオリーブオイル
ネーミングどおりに、色鮮やかです。
白、赤、ピンクに緑・・・そしてお魚の骨型クッキーも彩りに一役買っています。
ちょっと微笑ましさもありますよね。
粉チーズを雪に見立てているあたりも、これからのクリスマスシーズンにピッタリです。

炙ったサーモンの上に魚介のタレとクラムジュース、西洋わさびにオリーブオイル・・・
かなり手がこんでいます。
これにはびっくりですね。

料理タイトルからして、普通の農園サラダが登場すると思っていましたから・・・
シェフの拘りに感服です。

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スパイシーなカリフラワーの石窯ロースト 菊芋のピュレ
菊芋とは、見た目が生姜に似たキク科ヒマワリ属の多年草。
ピュレにして、72時間熟成しているそうです。
全部がカリフラワーとは思いませんでした。
これほど大きなカリフラワーを食べるのは初めてです。
カリフラワーは、400℃の石窯でやいているようです。

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ナイフで切って一口サイズにしてソースとピュレに絡めていただきます。
予想よりコリコリ感が残っています。
風味も独特ですね。
コリアンダー、カルダモン、オリーブオイル、ニンニク、エシャロットなど・・・
納得です。

それに、ヘルシーです。
分量は多いながらも、カリフラワーですから・・・

インバウンドの方には、ベジタリアンもいるでしょうから、そういう方達への配慮されている料理だと感じました。

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パンとオリーブオイル
フォッカチャです。
パンは普通のおいしさでした。

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こちらは、シンプルにオリーブオイルにつけて食べます。
料理が凝っているだけに、パンはシンプルにとの姿勢かもしれませんね。

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白ワイン
素敵なイタリアンには、やはりワインが似合います。
次がアワビだったので白ワインにしました。

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バジルと共に蒸した数種の茸と鮑 カルトッチョスタイル
カルトッチョ(紙包み焼き)です。
紙ではなかったので、スタイルという表現を付け足しているのかもしれません。

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女性スタッフさんが、包みの上側をカットしてくれました。
すると、湯気とともにおいしい香りが、一気に広がりました。
五感で楽しめる包み焼き・・好きです。

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具もたっぷりです。
最初にすくったのは、コンキリエ(貝殻のような形をしたパスタ)でした。
チーズを使ったスープがおいしいから、中の具材はどれも美味しい!

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アワビの食感も楽しい!

バジルも優しい香りづけになっています。
具材のキノコ類は、日替わりで変えているそうです。
毎日変えているなんてすごいですね。
エノキ、自前のベーゼ(イタリアのジェノヴァが発送のソース)、平エノキ、マッシュルーム、舞茸、ブラウンエノキ・・・

キノコだから、沢山たべてもヘルシーなのです。
素晴らしい!

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折角のスープですから、先ほどのフォッカチャにつけて食べてみました。
いろんな食べ方ができる点もいいです。

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雲丹のクリームパスタ(フェットチーネ)
フェットチーネ(パスタの一種、イタリア語で小さなリボンと意味)を使っています。
たっぷりの雲丹にトマトも入っています。

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フェットチーネへのソースの絡み方がいいですね。
美味しい!

贅沢な一品でした。
それに、適量なのもありがたい。

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400℃で旨味を閉じ込めた栃木県産霜降高原牛ロース肉の石窯グリル
牛ロースは、石窯(400℃タイプ)で一気に焼き上げますので、肉汁が中に閉じこまれ、カットした時の断面と食べた時の旨味がたまらない。

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付け足しの舞茸は、パン粉焼きです。
トリュフ、りんご、栗と秋の味覚を使ったとろけるソースに仕上がっています。
舞茸の噛み応えととろけるソースとのバランスが絶妙ですね。

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肉のソースは2種類あります。
・ピンクソルト(ヒマラヤ岩塩、鉄分が含まれているのが特徴)
・特製ソース(黒ニンニク、アンチョビ、オリーブオイル、牛肉のだし、赤ワインなど)

まずは、ピンクソルトで食べてみました。
美味い!
ばっちり、合いますね。
幸せなひと時です。

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次はソースです。
これはこれで、味変になって美味いです。

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連れから、奥にあるスペースが素敵だよと教えられたので、一人で行ってみました。
窓からのぞいてみると・・・本当だ!
歌舞伎町側の夜景は、初めてでしのでびっくりでした。
新宿東口側も捨てたもんじゃない!

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すると、男性チーフが席があいたので、移動されますか?と声をかけてくれました。
こういう何気ない配慮がうれしいですね。

よって、デザートとコーヒーは夜景が見える場所で楽しむことになりました。
チーフの方、ありがとう!

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白いレアチーズケーキ ベリーアイスと柚子のホワイトソース
何とも素敵なデザートです。
12月2日からデザートがクリスマスシーズン用に変わったとか?
まさに、ツリーのイメージそのもです。

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雪型の食べられる飾りつけや金箔まであります。
ホワイトチョコのコーティング、メレンゲに、チョコのクランチが中に入っています。
デザートまで、かなりの凝りようでした。

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最後は、たっぷりのコーヒーを飲みながら、余韻に浸っていました。

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それにしても接客対応してくれた女性スタッフさんが、とても博識で、細かく説明してくれるので、拘りがよくわかりました。
説明してくれたことの一部しか、覚えきれずにかけませんでした。
しかし、お店と料理の魅力と美味しさの拘りは、しっかりと伝わりました。

ご馳走様でした。

JAM17 DININGイタリアン / 西武新宿駅新宿西口駅新大久保駅
夜総合点★★★★ 4.5