オープンな造りのレストランエリアです。
和風の店を探していたときに発見しました。

店内に入ると、まずは木目調のカウンター席が目にはいりました。
居心地良さそう・・・

奥にはテーブル席もあります。

マイコーナーです。
今宵は、どんな料理が楽しめるのか?
本日は、『NEW!お任せコースプレミアム+ペアリングセット5種』を頂きます。

ペアリングなので、いつものビールではなくスパークリングワインの登場です。
フランス産です。

おっさん同士で乾杯です。
実にスッキリしています。
飲み口がいい!

前菜
デンマーク産のチーズを鳥の生ハムで巻いています。
その上にジェノベーゼ風ソースをかけています。
付け足しは、トマトのオーブン焼きです。

イタリアンと和の融合・・いいですね。
スパークリングワインともよく合います。

皮せんべいのレバーパテ添え
想像とは違う意外性がありました。
それに、結構大きい!
直接、皮せんべいの上にパテを載せている点もユニーク

食べてみると、パリパリ感がめちゃいい。
皮の香ばしさとレバーパテの濃厚さがよく合います。
たまらん、おいしさでした。

ペアリング2
伯楽星(宮城産)
2杯目は日本酒でした。
スッキリした味わいです。
皮せんべい後の口直しにもなりますね。

鳥わさの炙り握り寿司
胡椒の風味が絶妙にいい。
さっぱりしています。

一見、淡泊にも感じますが、コショウがアクセントになっている気がしました。

たたき2種盛
京鴨ロースと丹波の黒鳥地鶏です。
塩とオリーブオイルを使って食べます。
ここでも和洋折衷ですね。

最初は、地鶏です。
塩を載せて、オリーブオイルにつけて食べます。
手ごろな食感と風味・・

京鴨も同様の流れで食べます。
こちらは、鴨ロースならではのスッキリさです。
オリーブオイルにつけるので、やはりヘルシーです。

ガリです。
鳥料理とガリもよく合いますね。

焼き鳥7串
1本目ささみ
ささみの上に、たっぷりのポッタルガをかけています。
見た目がカラスミに見えますが、事実、イタリアのカラスミと言われています。
食べてみると、確かに日本のカラスミとは少し違う気がします。
塩味が少しマイルドで、ややしっとり感があります。
それだけに、ささみとよく合います。
ささみの焼き方もミディアムで、少しレア感覚がありますね。

2本目ねぎま
丹波黒鳥です。
お好みでレモンをかけても美味しいです。
上品なネギマに仕上がっています。
ネギも美味しい!

ペアリング3
白ワイン(ニュージーランド産)
こちらも飲み口がいいですね。
スッキリした白ワイン・・・好きです。

3本目特製つくね
フランス製のビジョンマスタードにつけて食べます。
かなり丸っこいつくねなので、ホクホク感がたまらないです。
肉質のおいしさを十二分に味わえます。

箸休め
アメリカ製のカマンベールチーズを焼いています。
食べてみると、風味が確かにカマンベールです。
不思議な感覚です。
箸休めにはぴったりかも?

4本目肝
レバーの上に、白ごまとぶどう山椒(和歌山)が振られています。
レバーの内側はトロトロです。
見た目との違いのギャップがいいですね。
ぶどう山椒の風味が、上品にレバーの臭みを消しています。

ペアリング4
オレンジワイン(イタリア産)
4杯目です。
こちらもすっきりしています。
オレンジワインは、普段は好んでは飲みませんが、ペアリングの中では楽しめると感じました。

5本目ハラミ
大根おろしに、ぽん酢がかけられているので、実に和風でさっぱりしています。
ハラミとの組合せなので、ヘルシー感一杯です。
女性が好みそうな感じです。

6本目京鴨のロース
ここでタレです。
かなりタレたっぷりのやや黒ずんでみえます。
それもそのはず、バルサミコがつけられいます。
タスマニアマスタード(粒マスタード)につけて食べます。
バルサミコの主張が強いかと思われましたが、そうでもないです。
粒マスタードが良いアクセントになっています。

野菜串 本しめじ
ここで野菜串です。
本日は野菜ではなく、本しめじでした。
本しめじの焼きも美味いですね。
超ヘルシー!

ペアリング5
赤ワイン(甲州鳥居平今村)
ペアリングの最後は、赤ワインでした。

7本目リードボー
リンパに近い希少部位で、フランス料理でよく使われます。。
焼き鳥で味わうのは、もちろん初めてです。
多少の歯ごたえを感じますが、味の深みを感じます。
赤ワインにあう訳です。
納得!

箸休め
見た目、なんだろうと思いましたが・・・

奈良漬の上に、ゴルゴンゾーラが載せられています。
その中間にあるのは、キャビアでしょうね。
これでこそ、和洋折衷・・
食べると確かに奈良漬けの食感でしたが、味わいは全くの別物でした。
不思議な感覚になりますね。

焼き鳥の味変用として、テーブルの上に山椒粉と紀州の一味が置かれていました。
連れは、よく利用したみたいです。
私は、提供されたそのままを味わいたいので、何も使用せずでした。

ミニ地鶏すき
背肝(腎臓)、オクラ、インカのめざめ(じゃがいも)、ズッキーニ、パプリカ、トマト、卵黄・・

焼かれたバケットの上に、卵黄を少しつぶしてつけた背肝・オクラを載せて食べてみました。
アヒージョ感覚で美味しい。
すき焼きのタレが濃厚なので、バケットともよく合います。
バケットのお代わりがほしいところでした。

季節の食材と鶏出汁の土鍋ご飯
土鍋ご飯の登場です。

蓋をあけると、少し普通の土鍋ご飯と違った感じにみえました。

茶わんによそってもらうと、違和感をより感じます。
鳥出汁で焚きあがていること、コーンを使っている・・・
食べてみると、やはりご飯はサラサラに仕上げていました。
まるで、ドライカレーのような米粒の感じです。

卵黄・醤油・カラスミ他
ここで登場したのが秘密兵器です。
卵黄、かめびし醤油、卵黄のカラスミ、カラスミ(一般的なもの)・・

一杯目は、卵黄に普通のカラスミをかけてたべてみました。
いや、美味い!
しっとり粘り気のあるご飯もいいですが、このサラサラしたご飯にカラスミ・卵黄の組合せがあいますね。

二杯目は、卵黄に卵黄のカラスミ・・つまりは卵黄づくりで食べてみました。
これもまた美味い!
食べ比べをする前にあっという間に食べてみました(笑)
しいていえば、塩加減の好みが分かれる点でしょうか?
いずれにしても、今まで食べたことがない土鍋ご飯であることは間違いなしです。

播州揖保乃糸素麺のラーメン仕立て
手ごろな量で登場しました。
自家製醤油他を使用しています。

ラー油の辛みがピリリとするところがいいですね。
つるつるっといけました。

デザート
フランスの伝統の焼き菓子・・・
柔らかくて甘い!
ミルクジェラートとの取り合わせもいい
お茶は、紅茶のアールグレイでした。
最後が紅茶なんて、しゃれています。

とても楽しめるコースでした。
虎ノ門ヒルズ直結なので、いろんなシーンにつかえますね。
ご馳走様でした。
焼き鳥 野乃鳥 幻鳥 (焼き鳥 / 虎ノ門ヒルズ駅、虎ノ門駅、神谷町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.3