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品川駅江南口にはよく来ます。

実は、昨日も仕事できました。

それだけご縁があるエリアです。

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今回は、港南口からすぐにあるイーストワンタワー内にあるお鮨屋さんです。
太陽生命ビル側からアクセスしたため、タワーの裏口側から入ることになりました。
エレベータで1Fに降ります。左に曲がってビル内に入ると、すぐに素敵な入口が目に入りました。
檜づくりのドア・・・風情がありますね。

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店内に入ります。
まずは、玄関口で検温と消毒をした後、カウンター席に案内されました。
とても素敵なカウンターです。
白木が心地よいです。
今から、お寿司を食べるぞ!と・・その気分に浸れます。


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個室もあります。
入口から除くと・・・こちらも素敵な空間です。
接待や親しい人との会食にもピッタリです。

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改めて、カウンター席に戻ります。
大将の準備も整いました。
とても楽しみなお鮨のおまかせコース・・・
いざスタートです。


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さて、何はともあれ、生ビールから頂きます。
乾杯!
この生ビール・・・とても美味い。
喉こしもいい・・・
肝心の鮨を食べる前から、美味いがでてきました。
本当に、うまいビールです。

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本日頂くのは、『おまかせ握りディナーコース』(14,000円)
【サワラの唐揚げ】
サワラの唐揚げは初めてでしたが、おいしい。
これなら青物の苦手な方でも大丈夫です。
風味もとても上品に仕上がっています。

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【秋鮭・秋なす】
椀物です。
蓋を開けると・・・
秋の訪れを感じさせてくれる一品です。
粕汁風の仕上げが胃腸に優しいですね。
それに見た目も綺麗・・・
味わい深い一品です。

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【中トロ】
握りの1つめは、中トロからです。
青森県大間産・・・大間産と聞くだけで気分は北国です。
脳裏にうかぶ季節模様とともに、鮨の味を堪能していく・・・
とても幸せな気分です。

赤酢のシャリ・・
醤油をつけずにそのままで頂けます。
どんな握りがでてくるか楽しみです。
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【酒肴4種】
日本酒が飲みたくなる肴が登場しました。
盛り方もきれいです。
食べるのがもったいなくなります。

・イクラおろし
・新蓮根しんじょう饅頭風
・煮だこ
・お浸し

イクラは大根おろしと味わうとさっぱりしますね。
醤油なしでも美味しい!
新蓮根のしんじょうもいい。
こちらも季節を感じられる。
日本料理・寿司のいいところです。

煮だこに自家製りんご酢を使っています。
りんご酢の酸っぱさが心地よい。
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【ミズダコ】
とてもさっぱりしています。
口直しにもなります。
たこは体にもいいので、ヘルシーです。
女性客を意識した配慮ですね。

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【カツオ】
戻り鰹・・・こちらは去りゆく風情を感じます。
背中とお腹の2つの部位を堪能できました。
胡麻ダレがかかっていました。
どんな味になるかと思えば・・・旨い!
胡麻ダレが実に合いますね。
新発見!


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いろんな器にのせられた料理が実に楽しいです。
和食ならではの楽しさです。
大将は、ミシュラン1つ星を2年連続(2019年・2020年)で受賞した「赤坂鮨まつもと」にいられた方です。5月オープンした品川では、その感性がいかんなく発揮されていると
感じました。


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【マグロ赤身】
赤身は好きです。
日本人なら誰しもですね。
美味しいマグロの赤身・・・日本人としての幸せを感じます。

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【マスノスケ】
別名キングサーモン・・・北海道産です。
脂がめちゃのっており、滅茶苦茶美味い!
サーモン好きにはたまりませんね。
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【アジ】 
生姜が入った甘くしたタレがいいですね。
青物の臭みを上手に包み込んで、新たな味わいに変化させる・・
まさに職人の技です。
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【雲丹+イカ】
雲丹のイカ巻きは初めてです。
むらさき雲丹(写真右)と馬糞雲丹(写真左)の2つのウニを堪能できます。
食感が良いですね。
イカの中に美味しい雲丹・・・幸せです。
今の時期のウニは、道東エリアになるそうです。
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【つぶ貝】
シンプルながらも好きです。
貝好きにとってのつぶ貝のお寿司は特別な気がします。


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【メヌケ】
初めて聞く名前です。
真っ赤なお魚・・・かなり深いところで生息する魚のようです。
別名アコウダイ・・・この名前を聞くと鮨で食べた記憶があります。
今回のメヌケは北海道産です。
脂はのっているけれど、全然くどくない。
貴重な一品です。

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【コハダ】
佐賀産です。
江戸前寿司としてのコハダは、佐賀産が定番のようです。
コハダ・・・美味い!

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【箸休め】
ここで箸休めです。
長芋、カボチャ、茗荷の漬物・・・
茗荷は苦手ですが・・・旨かった。
ようやく大人になれた気分でした。
(笑)

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【茶碗蒸し】 
とうもろこしを基調にした茶碗蒸しです。
中に入っているものが何かと思えば・・・アサリでした。
アサリの成分を上手に引き出して、茶碗蒸しの中でトウモロコシと調和させる。
Good!

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【玉子焼き】
カステラのような卵焼きです。
しっとりとしたスポンジケーキのようでもあり、美味い!

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【穴子】
対馬産です。
脂が、滅茶のっています。
江戸前鮨の最後は、穴子・・・納得です。

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最後に巻物です。
かんぴょう巻でした。
とても新鮮でした。


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ここで対象がなにやらワイングラスを取り出しました。
そしてワイン?をグラスに注ぎ始めました。
何々??
なんとほうじ茶です。
もちろんノンアルコール・・・
『吟醸茶タルミズブラウン』

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メニュー表での説明です。


「いつわりのない茶の極み、白き茶花の未来が薫る珠玉のほうじ茶」


・無肥料無農薬自然栽培

 鹿児島の自然豊かな大地の恵みを一身に受けて、無肥料無農薬でお茶の種より自然栽培された茶葉を、生命力に溢れ、焙じても緑茶の特性が衰えない芳醇な逸品に仕上げました。

上品なタンニンのアフターテイストで、すっきりと香ばしく引き立てる味わいです。

・屋久島の地下水

 日本屈指の雨量地帯として知られ、その豊かな雨が樹齢七千年の縄文杉をはじめとする太古の森を育み続ける屋久島。

この悠久の大地より汲み上げた地下水は、有機物を含まない硬度10mg/Lの軟水で特有のまろやかな水質。


そして、独自の抽出方法を採用しています。


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実際に飲んでみると・・・本当に深い味わいです。
それに香りもいい。

最後で、また驚きがありました。
赤だしです。
シンプルなワカメだけの具材ながらも、体が芯から温まるおいしさです。
飲むたびに味わい深い・・・
どんな味噌を使っているのかを知人が聞きました。
すると、京桜みそを使っていました。
料亭などでもよく使われる味噌・・・
納得です。

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水菓子は、柿の天ぷらのクリームチーズ添えです。
アツアツの柿・・・
中々ユニークでした。
初めての体験・・・ご馳走さまでした。

いや、良いお鮨屋さんでした。
近隣の私の知人にもお勧めしたいと思います。

店を出る頃には、いつしか店内もお客さんが増えてきていました。
予約していくことが無難だと思います。

品川 鮨まつもと寿司 / 品川駅北品川駅高輪ゲートウェイ駅
夜総合点★★★★ 4.5