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知人のオススメで行くことになりました。
入口が以下にも高級店を醸し出しています。

換気のためか、少しドアをあけています。
黒に白木の木目調の引き戸・・・趣を感じます。

ドアをあけて中に入りました。

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カウンターだけのお寿司屋さん。
期待しないわけにはいきませんよね。

入口の席に腰掛けました。
飲み物を置くためのコースターが畳調でいいですね。
雰囲気がでます。

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本日は、日本酒とのペアリングのお寿司+料理です。
大将がセレクトした日本酒も本日の楽しみの一つです。

それと、シャリに注目しています。
長野県飯山市の七○八米と京都府宮津の飯尾酒造の富士酢を使用しています。
世界最高米に2年連続で認定されたお米を使ってどんなシャリに仕上げているのか?

まずは、山椒ビールで一人乾杯です。
いわて蔵ビールが生産している季節限定ビール・・・
一関で生産された山椒の実を加えているとか?
どこかピリリとした味のあるクラフトビールです。

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スタートのお寿司は、なんと鯖・・・
大好きです。
豊後水道に近い方で育っているので、青物には目がないです。

炭を直接あてて焼いている・・・
豪快ですね。
鮨屋さんで、こんな豪快さをみることになるとは・・・

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海苔に巻いて手渡しされました。
滅茶美味い!
のっけから感動です。

鯖がこんなに美味いなら・・・他のものも想像できます。
楽しみ、楽しみ・・・

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寿司の合間に料理がでてきます。
日本酒は、料理とペアリングさせているとのこと。
日本酒を飲んで、料理をたべるのに合わせているのではなく、料理を口を含んでいる時に飲んで合う日本酒との説明でした。

最初の料理は、トマトベースにじゅんさいなど入ったものに山椒のピリリが効いています。
最後の油一滴が隠し味のようです。

日本酒は、秋田の亜麻猫・・・
スッキリしたヘルシーな味わいです。

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2品目の料理は、もずく風の創作料理です。
能登もずくに水菜など入っています。
鮨屋さんで、こんなさっぱりした素材本来の味が楽しめる料理はいいですね。
単なる酢をきかしたもずくとはレベルが違いましたね。

日本酒は、秋田の三郷錦とペアリングです。
料理の素材の良さを醸し出しますね。

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続いて寿司が続きます。

新イカです。
シャリを確かめる時がきました。
少し、固めの感じです。
最初、違和感を感じましたが食べ進めるうちにむしろこれくらいの方がネタに負けない気がしてきました。

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天然の鮪ボストン赤身漬けです。
濃い味わいながらもおいしい。
シャリが抜群にあいますね。

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石垣貝です。
名前だけ聞くと、石垣島で貝?と思ってしまいますが、場所は三陸沖・・・
イシカゲ貝が読み間違えられて浸透したとか?

ふんわりとした石垣貝が固めのシャリに合いますね。

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サワラの炙りです。
香ばしさがいいですね。
この感じだと青物が苦手な女性でも大丈夫ですね。

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続いて三品目の料理です。
琵琶湖の天然の稚鮎です。

日本酒のペアリングは、にごり酒。
途中でにごり酒に山椒をふってくれますが、マイルドさがましますね。
奥が深い・・・

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4品目の料理です。
茶碗蒸しです。
私、茶碗蒸しが大好きです。
しかも、お寿司と茶碗蒸しの組合せ・・・好きですね。
このタイミングでの茶碗蒸しは嬉しいですね。

日本酒のペアリングは、東洋美人。
山口県萩市の酒蔵・・・出身地から近いので身近に感じられます。

茶碗蒸しは、2種類のとうもろこしに北海道礼文島の雲丹・・・
贅沢な香りです。
とうもろこしの甘みが絶妙・・・冷たい茶碗蒸しが夏にピッタリです。

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鮨に戻ります。
あったかい焼いたノドグロ・・・
美味い!
わさびともよく合う・・・

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5品目の料理です。
椀です。

甘鯛と万願寺とうがらしが胃腸に優しいですね。
日本人としての幸せを感じます。
優しい味わいで、ほっとつけますね。

日本酒とのペアリングは、滋賀県長浜の七本槍のぬる燗・・・
身体がより温まりそう。
暑い夏にこそ最適です。

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またまた鮨になります。
金目鯛です。
濃いながらもシャリにあいますね。
一口でいけます。

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アジです。
またまた青物・・・いいですね。
アジ本来の新鮮な旨味です。

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イワシです。
青物の連投にはびっくりしましたが、自信の現れですね。
青物好きにはたまらない。
こちらも素材の良さが活かされています。
今年のイワシは不良・・・
いずれ希少な高級魚になるかもしれませんね。

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太刀魚のお茶漬け風です。
太刀魚・・・普段は好んで食べませんが、素材の旨味が活かされてますね。
少し酸っぱいながらも上品な味わいです。

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ここで、車海老です。
私の出身地は車海老の産地だったので、感慨深いですね。
海老など甲殻類大好きです。
身がたっぷりでたまりません。

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ホッキ貝です。
とにかく、旨い。
ただ、流石にお腹が一杯になりました。

ここで、口直しにビールを頂きました。
さらに、お腹が一杯になってしまいました。
(..;)

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ウナギです。
海苔のパリパリ感とシャリとうなぎの食感がいいですね。
穴子ではなくウナギという所がいいかも?

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生イクラです。
綺麗・・・宝石のようです。
できれば、もっと早くお目にかかりたかった・・・
でも旨い!

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トロたくです。
馬糞ウニとのコラボも贅沢な味わいですね。
それにしてもこちらの海苔もうまい。
素晴しい!

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最後の卵焼き・・・
これを卵焼きというべきか??
スイーツといっても過言ではないですね。

なんと、ここで最後の日本酒とのペアリング。
満寿泉オーク樽熟成とあわせるとは・・・
卵焼きを口に含んで飲んでみると・・・プリンの味が・・・
やられった感じです。
鮨屋スイーツかも?

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味噌汁でシメです。
金目鯛とノドグロのエキス・・・
旨味が凄い!
濃厚な味わいながらも胡椒のピリリ感もいい。

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最後は、お腹に余裕を残して味わいたかった・・・
単なる鮨ではなく、鮨割烹のような料理群でした。

国内外を経験された大将ならではのエンターティナーですね。
今度は、ランチ抜きでお腹に余裕をもたせて来たいですね。

鮨 浩也寿司 / 大門駅御成門駅浜松町駅
夜総合点★★★★ 4.8